音楽への愛を深める

中間休みに入る前にGCSEで音楽を選択しているYear10の生徒達が、ピアノ、ヴァイオリン、クラリネットからアコースティックやエレクトロニック・ギターまでの様々な楽器を用いて演奏会を行いました。この演奏会を催すにあたり、生徒たちは1ヵ月以上もの時間を準備と練習に費やし、友人やクラスメイト、スタッフの皆さんのサポートを得ながらこの日を迎えました。この演奏会の経験を通じて、観客の前で生徒が演奏する経験を積み、音楽家として舞台に立つことへの恐怖心を乗り越える練習でもありました。

 

9名の演奏者が演奏会の最初から最後まで通して演奏し、18世紀ごろのバロック音楽や、2000年代のアバンギャルドなギター曲までレパートリーに富んだ音楽を披露しました。来年の今頃、生徒たちは、自分の選んだ曲のライブ演奏を録音してGCSE試験委員に審査してもうことになります。このパフォーマンス評価は、GCSEの音楽の成績全体の30%を占めているため、実践的なスキルを身につけ、自信を持ってパフォーマンスする力を養うことが、非常に重要になるのです。

 

演奏会は大成功のうちに幕を閉じ、音楽家の方々からその素晴らしいパフォーマンスに称賛を頂く事ができました。今回のこの演奏会は、ハロウ安比校で音楽の才能を解き放つための数々の活動の中の1つでしかありません。これからも様々な音楽活動やイベントが控えており、12月には今学期の締めくくりとして、クリスマスコンサートが行われますが、沢山の驚きと感動で溢れることを楽しみに期待しています。

 

音楽科教員 Mr K